会社の身勝手
3連休の初日、そして「いい夫婦の日」の今日は、とても寒い一日でした。娘は塾のテストが近いので、今日も7時起床で机に向かっていました。ちらっと参考書を覗いてみると「速さと比例」というタイトルが見えた。とたんに拒絶反応が私を襲った。そろそろ算数は教えるのが難しくなってきたかもしれない。これから娘には、塾をもっと活用する術を身につけさせないといけないと真剣に思う。
さて不況の続く中ご多分にもれず、私が仕事している業界も厳しさが増している。そして我が愛すべき会社も、唐突に安易な人員削減政策を決定した。表向きは、子会社への転籍、転職を支援する、といった社員の新しい可能性、挑戦を応援するというたてまえ。
しかし明らかに、リストラ政策であることは社員全員が知っている。今回の対象はある程度の年齢を過ぎて、さらに役職には就いていないが給料の高い社員達。これらの方達は、これまで一番この会社を支えてきて、また豊富な経験とスキルを持った人達だ。定年までにはもう少しといった年齢で、収入の面でも、まだまだ現役で働きたい、という気持ちの面でも納得しがたい日々が続いたであろう。
この厳しい経済不況や熾烈なシェア競争のなか、企業として存続していくという事がどれほど大変なのかは理解できる。私の勤める会社は、まだ安定している方である。迅速かつ直接的なコスト削減効果が期待出来るのが人員削減である事も言うまでもない。しかし功績があり、経験、知識を十分に持った方達を切り捨てるような、この身勝手なやり方は決して会社に良い影響を与えない。残った社員達も、自分の数年後の姿を見せられたようで、モチベーションの低下、失敗を恐れた萎縮、また自分の仕事しかしないという後ろ向きなセクショナリズムを引き起こすのではないだろうか。
むしろ、こういう方達を上手く活用できる施策を、ぜひ会社には考えて欲しかったと思う。入社以来、いろいろな経験、人との出会いをさせてくれたこの会社には感謝しているし、愛着もある。それだけに、今回の政策は残念でならない。同じ事が繰り返されないようにしなくてはいけない。また去っていく先輩達の分まで残った人間は「仕事が出来る」ことに、改めて感謝すべきだろう。
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