スポーツ

2009年3月30日 (月)

中京大中京と浅田真央の「負け方」

 昨日の安藤美姫先輩に続くことは出来なかった中京大中京ナイン。残念だったが、久々に「強い中京」を印象付けてくれた。選抜ベスト8は立派な成績だったと思うし、持てる力は存分に出したのではないだろうか。

 9回表の土壇場に逆転を許した時は、さすがにがっくりときたが、不思議とショックが尾を引かない感じだった。堂林投手のピッチングからすれば、あのまま1点差で逃げ切れるとは思えなかったし、この試合での中京大中京の「負け方」にも十分、納得できたからだろう。

 前評判の高かった打線は、まさに「看板に偽りなし」だった。特に3番河合、4番堂林の中軸のバッティングは素晴らしかった。磯村、森本、岩月ら2年生も良い働きをして、勢いを感じさせた。守備、走塁も良く鍛えられており、バランスの取れたレベルの高いチームだったと思う。

 今日の報徳学園戦でも、随所にその力を見せてくれた。ショート山中の軽快な守備、各打者の鋭いスゥイング、クリーンナップの長打力、堂林投手の粘り強い丁寧なピッチング。余す事なく、評判どおりの実力を発揮してくれたと思う。

 勝敗を分けたのは、ほんの少しだけ、報徳学園の選手達の「負けるもんか、勝ちたい!」という思いが中京大中京のそれを上回ったのではないか。

 しかし夏に向けて、期待を持てる楽しみな活躍を見せてくれた。あえて課題を探すなら、得点をした後の、「もう1点」のチャンスをことごとく、活かせなかった事か。スクイズ、犠牲フライ、内野ゴロで取れた1点を取りきれなかった。これが後々、堂林投手を苦しめる事となった。この1点を確実に取りきるのが、かつての「中京野球」だったはず。ぜひ今のチームにもその良き伝統を継承してもらいたい。

 また2番手投手の育成も急務だ。堂林投手はクレバーな好投手だが、猛暑で連戦が続く夏の大会を一人で投げぬくのは困難。強豪ひしめく愛知県予選突破すらままならない。欲を言えば、堂林を打者として専念させられるような状況が一番ベストだと思う。いずれにしても今日の「負け方」は夏に大きな期待を抱かせてくれた。

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 同じ中京大中京の浅田真央選手の「負け方」にも冷静に考えれば、十分、納得できるものだったと思う。来年に控えたバンクーバー五輪を見据えた難度の高いプログラムに果敢にチャレンジした今シーズン。この世界フィギュアの表彰台だけを目標に置くならば、安全策をとればそう難しくはなかっただろう。しかし目標を来年に置いて挑んだ今季、ここで2度の3Aを跳ばないのはおかしいし、攻めて挑戦するのは当然の事。その結果、8.2点のジャンプが転倒して1点になろうとも全く悲観する事はなく、筋の通った良いチャレンジだったと思う。

 逆に安藤選手は、どうしてもこの大会で表彰台に登らなくてはいけなかった。ここ数年、怪我に泣き、表舞台から遠ざかっていただけに、五輪前にジャッジに「復活」を印象付ける事が重要だっただろう。それゆえに、彼女の代名詞の「4回転」も「3回転-3回転」も回避して得点を手堅く狙いにいった。表現力の向上も見逃せない。

 金妍児選手にしても大技がないだけに、自分の持てる技量に完璧なまでに磨きをかけることにより、最大のライバル、浅田選手に対して出来るだけ多くのアドバンテージをとっておきたかった今シーズンだっただろう。彼女はそれに見事なほど成功してみせた。

 それぞれが、それぞれの思いやゴールに向かい演じきった必死の舞が昨日の世界フィギュアの結果だったのだと思う。

 それにしても浅田選手。常に優勝を期待されながらの、高難度への挑戦。相当、精神的にはつらかったのではないだろうか。お疲れ様と心から言いたい。

最後に日本のマスコミに。もういい加減、スポーツ中継にタレントも、下手な演出も必要ないことに気付くべきだろう。スポーツを録画放送するテレビ局の神経にはあきれるばかり。WBCの視聴率を見るまでもなく、スポーツはそれそのものがエンターテイメントであり、選手が主役だ。まして放送時間など関係ない。見たいものは早朝だろうが、昼だろうが、見るものだ。単なる一コンテンツとしての価値しか見出せないテレビ局には早々にスポーツ中継から撤退してもらいたいものだ。

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2009年3月29日 (日)

浅田真央 世界選手権4位!

午前中は、海水魚の水替え、愛犬の散歩と時間を過ごす。海水魚は新たにチョウチョウウオを飼い始め、カクレクマノミ、コバルトスズメ、デバスズメ、ミズタマハゼ、ホワイトソックスとなかなか色とりどりでにぎやかな水槽になった。pisces

 さてフィギュアスケートの世界選手権女子フリーだが、前日SP3位の浅田真央は残念ながら総合4位に終わった。安藤美姫は3位に入り、久々に表彰台に立った。ちなみに村主章枝は8位でした。weep

 金妍児は女子初の200点オーバーで総合得点207・71の世界最高記録で韓国初の世界女王になった。coldsweats02

浅田選手の逆転優勝とまではいかなくても、どこまで金選手に迫れるか、と期待していただけに残念で悔しい結果となった。

 勝負色の赤い衣装にして臨んだFS「仮面舞踏会」。練習を見る限りジャンプは好調そうでしたが、やはり緊張した様子。冒頭の3Aからのコンビネーションは見事成功!しかし、2度目の単発3Aに失敗!それでも後半の見せ場である怒涛のステップ、スパイラルは胸が締め付けられるような美しいものでした。

 今季の彼女を象徴するように、得点はまたも伸びず。down 本当に今季は得点が伸びないというか、彼女に対しては厳しいジャッジが多いと思う。最初の3AがDGだったのだろうか。

 安藤選手は迫力のある、メリハリの効いた今季一番の出来でした。good 金妍児選手は自信たっぷりで、安定感も抜群でした。あのスピードであのジャンプ。彼女の3-3は本当に高得点をたたき出すが、それにしてもSPに続き、やはり得点が出過ぎるような印象は拭いきれない。いずれにしても今季の彼女は強かった。プログラムの完成度も高いし、自信がみなぎっているようだった。コンディションも良かっただろうし、練習環境、精神面でのコントロールも上手くいっていたように思う。いろいろ思うところはあるが、今季の彼女は素直に強かったと認めるしかない安定度だった。

 一方、浅田真央選手は難度の高いプログラムへの挑戦、新しいコーチ、練習環境の変化、ディフェンディングチャンピオンとしての重圧等、様々な要素が彼女から自信と笑顔と余裕を奪っていったのかもしれない。特に精神面でのコントロールにおいて金妍児選手に後れをとったように感じた。技術面、自分を律する精神力など、何ら劣るところはないだけに、あとはプログラムに対して、また自分の演技が観る人を感動させるということに対して、もっともっと自信を持って欲しいと思う。

何はともあれ、長かったシーズンは終了した。今シーズンは来年のバンクーバー五輪に向けて良い経験になったのではないだろうか。なかなかベストの演技を見ることが出来なかったがGPFでの逆転優勝、四大陸選手権での猛烈な追い上げなど、手に汗握る感動を与えてくれた。他のスポーツ選手と違って浅田選手の演技はなぜだか、感動と一緒に、切ない涙がこみ上げてしまう。奥さんに話すと「真央ちゃんは全国のパパ達の娘なんだよ!」と言われる。なるほど、と思いながら、来季の真央ちゃんの笑顔を思い浮かべる。

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2009年3月28日 (土)

浅田真央 フィギュア世界選手権SP3位!

今日も朝から春とは思えないような天候。先日などは雪まで降る始末。早く暖かくなって欲しいものです。

娘は昨日から春休み。塾のほうも春季講習を控え、今はお休み。少しは娘もスケジュール的にゆっくり出来る。今日は4時まで自由時間。午後にボーリングに行く予定。

 さてフィギュアスケートの世界選手権は27日、LAのステープルズセンターで女子SPを行い、浅田真央は66・06点で3位スタートとなった。

ライバル金妍児が76・12点で首位、ジョアニー・ロシェットが67・90点で2位につけた。日本選手では安藤美姫が64・12点で4位、村主章枝は58・40点で9位。

少し緊張した様子だったが、全体を通して無難に滑りきった印象。しかしルッツがダブルになってしまったミスはやはり痛い。最初の3-3がDGではなく認定されただけにもったいないミスだった。

一方、金妍児は相変わらずのスピード感溢れるスケーティングで、感情表現も素晴らしい。もうSPに関しては危なげない感じだ。それにしても76点台とは、やや得点が出過ぎとも思う。出来としては四大陸選手権とさほど変わらないように見えたが。

浅田選手のSP「月の光」は静かで綺麗な曲。やさしく、華麗な演技は、やや盛り上がりに欠けるだけにジャッジの好みが分かれるのかもしれない。ただ四大陸選手権SPが57・86点の6位スタートだった事を思えば、悲観するような結果でもないし、FSに向けて十分、期待できるものだ。SPで異常に高い得点で逃げ切りを図る金妍児選手、FSで追い上げる浅田真央選手。今シーズンは、このパターンがもう定着している。

バンクーバー五輪前の世界選手権なので、ジャッジにアピールする意味でも、本当はライバル達を抑えておきたいところだが、ファンとしては明日のFSは、伸び伸びとした、そしてドラマチックな「仮面舞踏会」を見たいと思う。

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2009年3月21日 (土)

中京大中京、初戦突破!

このところすっかり、春らしい天気で嬉しい限りです。sun 私はというと、年度末で仕事が忙しく、なかなか娘の寝顔しか見られない毎日が続いています。しかしながら、こうして仕事があるということは、本当に幸せなことだと思わなくてはいけません。そういう今日この頃です。

さて今日からいよいよセンバツが始まりました。baseball 私の地元、そして小さい頃からファンだった中京大中京が初日の第2試合でいきなり登場。見事、5-1で神村学園に勝利した。scissors 郷土愛とは強いもので、20年近く、横浜で暮らしていても、慶応を応援する気は起きないし、ベイスターズのファンにもマリノスのサポーターにもならない。やはり、高校野球は中京、名電、東邦だし、プロ野球はドラゴンズ、サッカーはグランパスだ。三つ子の魂百までなのだろう。

中京大中京といえば、今でこそ、安藤美姫、浅田真央、小塚 崇彦といったフィギュアスケート界のスター選手を輩出した高校として有名だが、私が愛知で育っていた頃は、何といっても高校野球界の超名門校としての「中京」の印象が強い。そして「バンカラ」で少し怖い、という印象もあった。

それがどうだろう。今では聞くところによると、すっかり進学校になり、男女共学のスマートなイメージに変わった様子。それとは逆に、野球部の成績は下降気味のようだ。やはりいくら野球が出来ても、ある程度の成績がないと入学できないということだろう。

伝統の縦襟ユニフォームも今風のものに変わり、当時を知る者としては、少し寂しい気持ちだが、ぜひこのユニフォームで新たな歴史を作っていって欲しいと思う。

今日初めて、今年のチームの試合を見る。前評判は比較的良く、慶応、天理、PL、清峰らに続く、第二グループという評価が多い。エースで四番の堂林選手がチームの中心で、走功守のバランスが良いチームといわれている。塾のテストに備え、猛勉強中の娘&ママには悪いが、一人寝室にお菓子とジュースを持ち込み、テレビの前で試合開始を待つ。tv、 しかしながら第一試合が延長で長引き、なかなか始まらない。少々待ちくたびれた。coldsweats01 とりあえず、中京が勝った場合の対戦相手が倉敷工業に決まった。ノッているチームなので要注意だ。danger

静かな序盤戦、チャンスを活かせずジリジリする中盤、終盤ようやく突き放して試合終了。注目の堂林選手だが、予想以上に変化球が多く、球威、スピードともやや物足りない印象。コントロール重視を公言する通り、セットポジションで身体の変動の少ないフォームから丁寧に低め、内外角にボールを集めていた。今日くらいの球威だと、高めにいくと危険な印象。coldsweats02  どれだけ低めにコントロールできるか。また内角をえぐるストレートを有効に活かしたいところだ。しかし、被安打5で、それほどピンチもなく完投勝ちするあたりは、やはり野球センスを感じさせる。ヒットこそ出なかったが、安定感のある打撃フォーム、コンパクトなスゥイング、打球の速さは、むしろ投手よりも打者としての能力の高さを感じさせた。

初戦ということを考えれば、落ち着いた良いスタートをきれたと思う。今日の試合では圧倒的な迫力は感じなかったが、総合力の高さは十分感じさせた。堂林投手の出来次第では、上位も狙えるだろう。少しでも長く、甲子園で試合をしてくれると、毎日の忙しい仕事にも少し、お楽しみタイムが出来て嬉しいのですが。

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2009年2月 7日 (土)

浅田真央 四大陸選手権3位!

昨晩は接待で帰宅したのは23時過ぎ。beer 塾のテストが間近にせまっている娘と奥さんは、明日も朝から勉強があるので、先にぐっすりと寝ている。night

一人(一匹)飛び起きて、私の帰りを大喜びしている愛犬dogとしばらく遊び、酔いの回った重い身体で何とか、入浴を済ませた後、ソファに寝転んだところまでは覚えているが、次に目覚めた時は3時だった。よろよろと寝室に行き、ようやく布団に入った。sleepy

さて気になっていたフィギュアスケートの四大陸選手権は6日、女子フリーが行われSP6位と出遅れた浅田真央選手は118.66点で1位となり、総合176.52点で3位。見事、表彰台に立ったsign01

本番の冬季五輪が行われる舞台で、表彰台に立つか立たないかでは大きな違いがある。不調の中で、しっかりと結果を出すあたりは、さすがに世界女王だと思わせる。

演技内容は、最初のトリプルアクセルは失敗したものの、2度目は見事に成功。中盤のトリプルジャンプが回転不足になるミスもあったが、トリプルループは綺麗に決めた。何といっても終盤のストレートラインステップは本当に迫力があり、「仮面舞踏会」を盛り上げる。SPと比べても全体的にスピード感があって、よくここまで盛り返して来れたな、という印象。最初のトリプルアクセルの失敗が逆にスタミナ温存につながったのか、最後まで力強いスケーティングだった。

一方、SP首位の金妍児選手は計189.07点で余裕の初優勝を果たした。ちなみにSP2位のジョアニー・ロシェットが計183.91点で2位だった。金選手は200点超えも期待されたが、トリプルループの転倒などもあり、フリーは3位となった。

しかし、冒頭のトリプル+トリプルは本当に素晴らしい安定度。SPに引き続き、驚異的なスピードに乗った距離感のあるジャンプ、スケートの伸び、このままフリーも高得点と思われたが、苦手としているトリプルループの転倒。その影響からかトリプルルッツの回転不足などがあり予想外の結果となった。

ただ、200点超えを確実に狙うのなら、成功率の悪いループを回避してダブルアクセルなどで着実に得点を稼ぐほうがベターだと思われるが、苦手のループにあえて挑戦したところに金選手のプライドを垣間見たような気がしました。

二人の次の直接対決は3月LAでの世界選手権。浅田選手は、ここに照準を合わせていたわけだが、不調のジャンプをどこまで立て直せるかがポイント。だが今大会で、コーチ不在の上、不調の中、ここまで持ち直す精神力は彼女の確かな成長をうかがわせた。最後のステップを見ていて思わず涙が浮かんできてしまった。重いプレッシャーの中、本当によく頑張ったと思う。

今大会は、惜しくも金選手の後塵を拝したが、二人の勝負はこれからも、見るものを痺れさせてくれるだろう。

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2009年2月 5日 (木)

浅田真央 四大陸選手権SP6位

4日にバンクーバーで開幕したフィギュアスケートの四大陸選手権・女子SPで、浅田真央選手は57・86点の6位と予想外のスタートとなった。

一方、ライバルの金妍児選手は自己最高の72・24点で首位に立った。来年、同地で開催される冬季五輪の金メダル候補二人は明暗を分けた。

映像を見たところ、浅田選手の演技は全体を通して少し重さを感じました。コンディションが万全でないのか、それとも他に何か原因があったのか。フリーに向けてやや心配です。冒頭のトリプル+トリプルの二回目がオーバーターン、そしてトリプルルッツがダブルにと大きなジャンプミスがあった。決して失敗をしてはいけないSPで2つのミスは痛過ぎる。

ましてや金妍児選手がミスが少ない選手だけに、わずかなミスでも許されない。ただ、スパイラルやステップは相変わらず綺麗だし、演技後の表情も落ち着いていたようなのでフリーに期待したい。

金妍児選手のスピードに乗ったジャンプは圧巻。この「死の舞踏」はかなり完成度が高い。そして驚くほどの安定感は、本番の五輪に向けても彼女の大きな武器になるだろうし、浅田選手には脅威となるだろう。

しかし、この点差はある程度予測できる範囲でもある。二人の実力は拮抗しており、ミスしたほうが明らかに負ける。一方がほぼ完璧な演技をし、もう一方が2つのミスを犯した。ただそれだけのこと。

金妍児選手のこの大会にかける意気込みは、世界選手権に向けてのステップと考えた浅田選手のそれをわずかに上回ったのかもしれない。

ただ1つ、気になったのは英語でインタビューに答える金妍児選手を見た時だ。彼女たちクラスの選手になれば、当然、海外メディアからの取材も多い。となれば英語を話せるというメリットは大きい。いちいち通訳をつけないとインタビューが出来ない選手と英語で直接、コミニュケーションがとれる選手。二人が同じ実力ならば、どちらが好感を持たれるだろうか。更に言えば、金選手はカナダを練習拠点にしている。もちろん実力勝負だが、採点競技である以上、観客を味方に付けてホーム状態にすることは演技をする上でも、大きなプラス要素になるだろう。

また今シーズンの二人のSP、FSの曲を比較してみると、どちらかというと金妍児選手の激しい「死の舞踏」「シェヘラザード」のほうが、浅田選手の落ち着いた「月の光」「仮面舞踏会」より観客受けがいいだろう。それだけにしっとりと、しっかりと、難度の高い演技を自然に、丁寧に魅せる浅田選手のプログラムが個人的には大好きで、胸が打たれる。

順位はともかく、フリーはぜひ「らしい」演技を見せてほしい。やはりフリーでの浅田選手が一番「らしい」のだから。

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2008年12月14日 (日)

浅田真央GPファイナル逆転優勝!

今日も、この時期にしては過ごしやすい天気でした。sun 娘は午後から、お友達と遊ぶ予定で今ひとつ、勉強に身が入っていない感じ。それでも予定通り、ピアノ練習まで午前中にこなしたが、こちらも今ひとつの出来だったので、「遊びから帰ってから、少し弾いてみるよ」と言っていた。そうこうしているうちに、お友達からの電話。telephone 多分、何して遊ぶとか、どこで待ち合わせするとか、誰を他に呼ぼうか・・・そんな相談だ。

電話口に急ぐ娘の姿は、とても小学4年生とは思えない。話し声も、私たちが普段、聞いている声とは全然違う。まるで女子高生か、女子大生みたいだ。また電話が長い。いつの間にか、成長している。子供でも立派なレディーなんだな、と感じた。少し寂しい思いがよぎるが、電話で話している姿が、とてもキュートheart04だったので良しとしよう。

さてフィギュアのGPファイナル最終日。女子はSP2位の浅田真央が、国際大会では女子史上初となる2度のトリプルアクセルを決めてフリー1位で逆転優勝した。

フリップの転倒以外は、ミスらしいミスもなく滑りきった。特に冒頭のトリプルアクセルのコンビネーション、単独でのトリプルアクセルの2回を見事に決めた。あまりにも自然に跳んだので、その凄さがピンときていないような会場の雰囲気でしたが、歴史的な瞬間に立ち会えた観客の皆さんは幸運といえる。

トリプルアクセルを2度、プログラムに入れての4分間。ラストのステップは本当に体力的にきついと思う。しかし、ここは大きな見せ場のひとつ。個人的に、私も一番好きなパートだが本当に素晴らしいの一言。得点のほうは、予想よりは低かった感じがしたが、後に滑るキム選手に与えたプレッシャーは大きかったのではないだろうか。

キムヨナ選手は異常な盛り上がりの中、スピード感あふれる滑りと完璧なジャンプを見せる。曲の世界に入り込んだ良いスタートをきったかのように見えたが、昨日のSPと同じくトリプルルッツが1回転に、また転倒と2回の致命的なジャンプミスが二人の明暗を分けた。

しかし今回のGPファイナルでは、改めてキムヨナ選手の強さを認識した。プログラムの基礎点数を考えれば浅田選手が失敗しない限りは負けないと思うが、それ以上にキム選手の演技の完成度は高く、スピード、ジャンプの質、表現力と一つ一つがまとまっており、特にトリプルの連続ジャンプを含めて加点も高い。失敗が許されない手強い相手だ。

今大会では、お互いが良い刺激を受けたのではないだろうか。浅田選手はキム選手のスピード感や表現力を、キム選手は浅田選手の難度の高いジャンプ、ステップを。タイプの違う二人だけに切磋琢磨し合える。浅田選手のような身体の柔らかさ、強さのないキム選手は今、自分の持てる技に磨きをかける事で勝負をする。能力の限界、自分の理想を追求する事で別次元の滑りを目指す浅田選手。宿命といわれるライバル二人は、それぞれがそれぞれの形で刺激を与え合い、向上していくだろう。

最後に浅田選手以外にも安藤選手、中野選手、男子の小塚選手と、今大会の日本選手は全員、「攻めの滑り」が素晴らしく、厳しい採点方式の中、得点だけに凝り固まるのではなく自分の理想の滑りにこだわった姿勢に清々しさを感じた。また韓国のフィギュアファンも日本選手にきちんと拍手、応援を送ってくれて、とても気持ちが良い大会だったと思う。

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2008年12月12日 (金)

浅田真央GPファイナル

我が家では風邪が流行っている。最初は娘、そして奥さん、今日はとうとう私まで咽が痛くなってしまった。しかし娘と奥さんはすっかり回復した様子。回りまわって最後に私にウィルスが来たようだ。今は、また家庭内でうつさないようにマスクをしっかりしている。

さて浅田真央とキムヨナの今季、初対決で注目を集めたGPファイナルがキムヨナの地元・韓国で今日、開幕した。SPを終わっての結果は、1位 キムヨナ、2位 浅田真央、3位 中野友加里。

浅田選手とキム選手の点差はわずか0.56。これはほとんど点差が無いに等しい。明日のフリーがとても楽しみになった。

キムヨナ選手のジャンプがすっぽ抜けて1回転になったにもかかわらず、ほぼノーミスで演技したかに見えた浅田選手より得点が高いのには少々、驚いたが、決して浅田選手も完璧ではなかったと思う。

浅田選手は3回転-3回転の2回目のジャンプに回転不足が見られた。一方、キム選手は表情を含め、曲に溶け込んだ演技内容、スピード感あふれるスケーティング、ジャンプの距離など、さすがに今季の好調ぶりをうかがわせた。

まずまずのスタートを切った同い年のライバル。今日のSPを見る限り、優雅さを感じさせる浅田選手に対して、情熱的なキム選手という印象だった。浅田選手の滑らかなスケーティング、身体の柔らかさやラインの美しさは素晴らしいし、キム選手のスケーティングは観る者を惹きつけるパワーがある。

明日のフリーはお互いにベストの滑りをぜひ、見せて欲しい。ノーミスで滑りきれば浅田真央の逆転優勝で間違いない。これは二人のプログラム構成上、明らか。明日は浅田選手にジャンプの回転不足が出てしまうかどうかが問題。仮にノーミスで演じた場合、200点オーバーの可能性すらある。

キム選手は、地元の熱狂的な応援、プレッシャーを力に変えるだけの精神力を備えているように見える。ジュニア時代から大きな変更なく、丹念に磨き上げてきた、その滑りの完成度を見せてくれるだろう。

「挑戦し続ける浅田真央」と「完成度を極めるキムヨナ」 どちらが勝っても二人の勝負は、まだまだ終わらない。

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2008年12月 7日 (日)

名古屋グランパスの躍進

休日、朝の愛犬との散歩も、だんだん寒さがきつくなってきました。しかし休みの日くらいしか散歩に連れて行ってあげられないので、私と愛犬にとっては貴重な時間です。

娘もいつもは6時に起床し勉強を始めているが休日は7時半と、少しはゆっくり寝ていられる。娘にとっては、これも朝の貴重な1時間半だろう。

さてサッカーJ1もいよいよ最終節を迎えました。首位の鹿島、2位の名古屋、3位の川崎まで優勝の可能性を残していた。しかし得失点差を考えると圧倒的に優勢だった鹿島が、そのまま勝ち点3を上積みしてすんなり2連覇を決めた。

内田や興梠といった活きの良い若手が活躍しての2連覇だけに、黄金時代を再び迎えそうな勢いだ。

そんな中、わが名古屋グランパスもここ数年の低迷期を脱して大躍進の3位でシーズンを終えた。得失点差を考えると、優勝はさすがに厳しく、2位で終われなかったのは残念だったが、十分満足できるシーズンだったと思う。

ピクシーを新監督に向かえ、J1初采配、監督としての実力は正直いって未知数。得てして名選手、名監督にあらずとも言われ、まして天才肌で華のある選手だっただけに、指導者としてはどうだろうか、と不安に思っていたが、良い意味で、裏切られた。

彼は監督として、堅実であり、自分の目指すサッカーの構想がしっかりあり、選手のやる気を引き出す言葉を持っていた。「自分の目指すサッカーにはピクシーはいらない」と言い放ち、粘り強いディフェンスからボールを奪取し、ワンタッチでパスをつなぎ、サイド攻撃からゴールを目指すサッカーは見ていて楽しく、綺麗なサッカーだ。決してピクシーのような選手はいなくても、サッカー自体に華があり、面白いサッカーだと思う。

また名古屋に移籍後、輝きを失っていた玉田選手を復活させたのも監督の言葉だったという。「自分が見る限り、お前がJリーグでNo1のプレイヤーだ」と話したと言う。

若手選手の活躍も見逃せない。特にMF小川選手はサイド攻撃、フリーキック、スタミナ抜群の守備とチーム内MVPものの大活躍だった。DF吉田選手も北京五輪も経験し、大きく成長した一人だ。今後もこの二人は攻守の柱として頑張ってもらいたい。

惜しくもJ1初優勝はならなかったが、来シーズン以降に期待を持たせるチームになりつつあるし、ACLも楽しみです。とりあえず、当面は天皇杯を目指して、応援したいと思う。

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2008年11月29日 (土)

浅田真央 NHK杯優勝

昨夜は得意先の接待で午前様。beer 家に帰ると、当然奥さんも娘も夢の中。1人、冷たい布団に入りましたが、酔っ払っていたのですぐに寝てしまいました。sleepy 今朝は、いつもより少し遅く起き、愛犬の散歩dog、床屋hairsalon、灯油の買出しと何だかんだで、あっという間に時間が過ぎました。

さてグランプリシリーズ最終戦・NHK杯は浅田真央選手の優勝、日本人選手が表彰台を独占しました。この結果、韓国で行われるGPファイナルには浅田、安藤、中野の3選手の出場が決まりました。

今日のフリーは、冒頭のトリプルアクセルの成功が大きい。彼女らしい勢いと自信を取り戻したような滑りでした。2度目のトリプルアクセルからの連続ジャンプは回転不足で惜しくも認定されなかったが、その他のジャンプは全て成功。特にこれまで跳んでいなかったトリプルサルコウも見事に着地しました。スピン、シークエンスも曲によく乗っていて芸術性と力強さがよく表現できていたように見えました。彼女の初戦となったエリックボンバール杯の演技と比べると、順調にジャンプの調整が進んだようです。

以前にこのブログにも書きましたが今季の浅田選手のプログラムは、とてもレベルの高い構成でした。初戦のエリックボンバール杯での2位で世間的にはかなり心配されたが、ジャンプのミス以外の成長ぶりは大変素晴らしいものでした。もともとジャンプに関しては卓越した技術を持った選手だけに身長や体型の変化による不調も、修正可能な範囲。それよりもジャンプ以外、例えばラストのストレートラインステップは見事です。一番、疲れがピークになる時間帯での全身を使っての、情熱的で激しいステップ、ブレードを持ってのスピンなどハードで見応えのあるものでした。それだけにジャンプ以外のエレメンツでレベルアップに成功したフランスでの浅田選手を見て、心強い印象を持っていました。

表現力が格段に上達した浅田選手だが、得意のジャンプでも今季は攻めている。トリプルアクセルを2回、しかもコンビネーションを含んでいる。また苦手としていたトリプルサルコウのチャレンジ、片手を上げてのループなど盛りだくさんだ。

このプログラムをこなすのは、かなり大変だと思われるが、今日のNHK杯の演技を見るかぎり浅田選手はまた一段階、高いところに登ったようです。これでGPファイナルの楽しみが増えました。浅田選手とキム・ヨナ選手のレベルの高い女王争い、安藤、中野選手の活躍も期待できるし、今季好調のロシェット選手からも目が離せません。全選手が怪我なくベストコンディションで出場できるといいと思います。

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2008年11月17日 (月)

浅田真央の挑戦

今日は寒さも緩み、気持ちの良い一日でした。明日からまた寒くなるとのこと、気を引き締めないと。

さて昨日は、スポーツの話題が盛りだくさんでした。オグシオが5連覇で有終の美を飾ったが、正直言うと、スエマエにきっちりと勝ってもらって、引導を渡して欲しかったと思う。チャンピオンのままペア解消では、ロンドンを目指す小椋選手の新ペアはきついだろうな、と感じた。しかし、新しい道を踏み出したからには、0から実績を積み重ねる覚悟で頑張ってもらいたい。

そして浅田真央。テレビ放送で、その演技を見た。今季、新プログラムの発披露だったが、やはりかなりハードでレベルの高い構成。冒頭のトリプルアクセルのコンビネーションに始まり、昨シーズンまで跳んでいなかったトリプルサルコウを取り入れ、そしてラストに激しいステップが入っている。4分間、これでもか、というほど走り続けるようなプログラム。スタミナの消耗も相当なものだろう。

世界女王が何もこれだけの危険を冒してまで、難しいプログラムに取り組まなくてもいいのでは、と思いがちだが、「毎年、新しいことに挑戦するのが浅田真央」なのだという。無難な演技で得点を稼ぐよりも、新しい自分にチャレンジする。きっと彼女はアイドルスケーターから、一流のアスリートへと成長を遂げたのだろう。

今季は、このプログラムを熟成させることに自信を持って専念してほしい。そして、それこそが間違いなくバンクーバー五輪へと、まっすぐつながっている道だと思う。まさにその為の演技構成であり、「女王・浅田真央」のプログラムだ。

それにしても、浅田選手のステップ、スピンの上達ぶりは凄い。特に上半身の使い方は指先まで神経が行き届き、その表現力は格段に上がっている。ジャンプの真央というより、表現力・芸術性に目がいく。相当、総合力が高くなっていることが今大会の演技からもわかる。今大会のジャンプミスや順位を見て、チャンスだと思ったライバル選手はきっと皆無だろう。むしろ相当な危機感を感じたはずだ。それだけの演技内容であり、表現力のレベルアップを見せた大会だったと思う。ただ難易度が高い構成だけに怪我だけが心配ではある。

しかし浅田選手の自分に対する厳しさには本当に感心する。勉強もママにほとんど助けてもらっているくせに、いつも自分の実力だと過信し、自分に甘くなりがちな、わが娘にも少しは見習って欲しいと思うのだが・・・。

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2008年11月16日 (日)

浅田真央、初戦2位

朝から小雨まじりの天気。日差しが入らなかったせいか、皆、しっかりと寝過ごしてしまいました。

SP2位スタートで心配していた浅田真央選手のフリーの結果を知りたくてパソコンを急いで開く。するとなんとも残念な、というより、驚きの結果が。SPを終わってのロシェット選手とのポイント差を考えると、逆転優勝はそれほど難しいことではない、と思っていたが、結果は2位。一番、驚いたのは2位という順位ではなく、167.59点という得点だ。彼女の160点台というのは、相当悪い結果ではないだろうか。夜のテレビで早く、確認したい気持ち。

記事を読むと、ジャンプの回転不足が3つと、転倒もあった様子。そもそも浅田選手は昨シーズンも序盤は不調に苦しんだ。どちらかというとスロースターターである。それにしてもSP、フリーの両方での失敗はあまり記憶がない。ただし、それでも2位という結果は、不幸中の幸い。キムヨナ、安藤、中野、マイズナーといった有力選手が出場していなかったのもよかった。ファイナルへの出場権には得点は関係なく、順位が大事。次のNHK杯までには、気持ちを立て直して、いつもの演技を見せて欲しい。

昨シーズンの序盤の不調も、今回のフランス大会の初戦の失敗も、浅田選手のより高いレベルを目指すチャレンジ精神に起因しているように思う。昨シーズンはトリプルアクセルに入る前にステップを入れているし、今シーズンはトリプルアクセルを2度いれ、その他にも苦手なサルコーやスパイラル、ステップ、スピンも難度が上がっているプログラム構成。毎年、高い目標を自らに課す浅田選手だけに、シーズン序盤の不調は、ある意味仕方ないことかもしれない。これだけの中身の濃いプログラム、やはり本当に自分のものにするには、ある程度の時間が必要だろう。SPにしてもジャンプにミスはあったが、スピンやステップはオリジナリティがあり、年々素晴らしく表現力が高まっている。ファイナル、世界選手権にピークを持っていって欲しいと思う。その為にも、次のNHK杯は重要。大きなミスをなくして1位になってもらいたい。

ただ単にポイントや順位を優先するなら、毎年、同じジャンプや演技内容でも十分な結果を残す実力を彼女は持っている。キムヨナ選手などは、その傾向にあるが彼女は彼女なりに、そのプログラムを本当に熟成、安定、進化させているとは思う。しかし浅田選手は、違う。常にレベルアップを目指し、高みを臨む、その姿勢は素晴らしいし、凄いと思う。このプログラムは他の選手たちにも大きなプレッシャーを与えていることだろう。これを完璧に自分のものにした時の彼女の演技が待ち遠しい。だからこそ、あまり目先の順位にこだわらず、彼女を応援していきたい。彼女はもっと先を見ているだろうし、きっとバンクーバー五輪での理想な滑りが彼女の頭にあるはずだから。

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2008年11月12日 (水)

オグシオ解散

本当に寒くなってきました。遅ればせながら今日から、私も冬のスーツを着用です。会社から帰宅するとリビングにホットカーペットが敷かれており、我が家でも冬支度が急ピッチで進んでいるようです。

さて「定額給付金」に関してのニュースがにぎわっていますが、所得制限を設けるかどうかを個々の市町村に委ねるとの政府・与党の決定はあまりにもお粗末で、発案者としての国の主体性はどこにいってしまったのだろうか。これでは、ますます麻生内閣の支持率低下は免れず、怖くて解散も出来ず、という悪循環。こんな不安定な政権では将来展望など開けようがない。やはり早急に解散・総選挙に踏み出すべきである。

個人的に、今日一番気になったのが、「オグシオ解散」。北京五輪終了後に、4年後のロンドンに向けていち早く気持ちを切り替えた小椋選手と、達成感により一時引退を考えた潮田選手との間に目指すべきゴールが違ってしまったのだろう。

バドミントンという決してメジャーではないスポーツで、これだけ注目された選手、ペアは珍しい。もちろん、実力を兼ね備えたルックスによるものだが、二人は本当に仲の良さが伝わってきて、お互いをフォローし合い、見ていてとても好感が持てた。それだけにペア解消は率直に寂しい気持ち。会見を見ていると、なんだか離婚会見のようで、しかも本当は今でも好き同士なのに、別れなくてはいけなくなった、という感じで可愛そうに思った。

それだけ、ロンドン五輪を狙うという事は厳しい道のりであるということだろう。1年ずつやっていきながら目標を見つけるという相手をパートナーには出来ない。潮田選手にしても、キャスターの誘いなどもあり、自分のこれからの長い人生をどのように描いていくか、いろいろ考えたことだろう。その上で、とりあえず好きなバドミントンを続けてみよう、そこから何か答えが見つかるのかも、と思ったかもしれない。

スポーツ選手の引退後は、我々が思うほど華やかではない。テレビなどに活躍の場を見出せる選手は数少ない。所属会社に残るか、指導者になるか、全く別の世界に行くか。ましてバドミントンというマイナーなスポーツなら、なおさら潮田選手が4年後を目指す気力を持てないのは仕方ないことだろう。

お互いが、自分たちのゴールに向かって成功を収めることを切に願う。彼女たちの存在がどれほどバドミントンというスポーツの底辺を広げ、バドミントンをしている子供たちに大きな影響を与えたか、計り知れない。ひとまず、この魅力的だったペアにお疲れ様と言いたい。

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2008年11月10日 (月)

フィギュアシーズン

昨日から、寒さが本格的になってきました。我が家では、皆ゴホンゴホンと咳き込む始末。それぞれがマイ風邪薬を持っている。そろそろ灯油が必要になってきた。

さていよいよ、ウィンターシーズンの開幕です。さしあたっては、フィギュアスケートに注目している。グランプリシリーズはアメリカ、カナダ、中国大会が終わり、予想通り韓国のキムヨナ選手が圧倒的な強さを見せつけている。

日本の安藤選手は、やや練習不足の印象。やはり右肩負傷の影響は大きいようだ。しかしグランプリファイナルへの出場権獲得を優先させ、無難に得点を積み重ねた。今後の有力選手の結果次第だが、可能性は高いと思う。

中野選手は手堅いスケートで好調なスタートを切ったようだ。足が巻きつくようなジャンプは賛否が分かれるところだが、安定感は相変わらずだ。トリプルアクセルが決まればポイントは高いだろう。

そして、キムヨナ選手。ますますその表現力に磨きがかかっている。そして今シーズンで目をひくのが、そのスピードとジャンプの飛距離、高さだ。もともと技術的にしっかりした選手だったが、今シーズンは体調も良さそうで、ジャンプにもキレがあり、抜群の安定度で、高得点を稼ぎ出している。

今、女子フィギュア界は、まさしく「キムヨナ時代」になりつつある。それを浅田真央選手がギリギリのところで押し返しているという図式に見える。キム選手と、まともに対抗できるのは、恐らく浅田選手くらいだろう。それも、彼女自身がよく使う言葉「ノーミス」の演技が出来た時だけではなかろうか。

二人のライバル関係はジュニア時代からだが、表現力のキム選手、ジャンプの浅田選手というイメージだったが、最近ではキム選手のジャンプ、浅田選手の表現力、それぞれが素晴らしく成長している。それは二人のコーチ選びを見てもわかる。キム選手にはジャンプを得意とした往年のスター、ブライアンオーサーがつき、一方浅田選手には、芸術性を重んじるロシアのタラソワコーチがついている。

今シーズン、二人が直接対決するのは、順調にいけば、グランプリファイナル、世界選手権となる。個人的には私の地元、愛知県出身の浅田選手に頑張ってもらいたいが、パーフェクトの演技をした二人のどちらに軍配が上がるのかは、日本のファンならずとも、きっと世界のフィギュアファンも注目するだろう。

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2008年10月26日 (日)

巨人&中日

小雨まじりの休日の朝です。rain

土、日の朝は、愛犬との散歩が日課となっているのですが、残念ながら今日は中止です。しかし、我が家の愛犬は散歩より、部屋の中で遊ぶ方が好きらしく、ゲージの扉を開くと元気いっぱい飛び出してきます。dog

ひとしきり遊んだ後は、私の足に顎を乗せて、うとうとし始めました。うちの愛犬は、喋りかけると、「何を言ってるの?わからないけど・・・」という様子で首を傾げます。そのくせ、「オヤツ欲しい?」と尋ねると、耳をピンと立て、催促します。まっすぐ私の目を見つめる姿は、真剣で素直で、駆け引きなどなく、本当に可愛く思う。

さて、昨日は中日ドラゴンズが日本シリーズ進出を逃した。今シーズンは福留選手が抜け、北京五輪で最多の5人を選出され、故障者にも泣かされた。シーズン当初は順調なスタートを切ったが、阪神に競り負け、交流戦でも勢いに乗れなかった。

投手陣ではエース川上が今ひとつの出来だった事も大きかった。昨シーズン、大躍進した朝倉、中田が終盤二軍落ち、日本シリーズで活躍した山井も故障。セットアッパーの岡本の移籍の穴も序盤、中盤と埋められなかった。リリーフエース岩瀬もさすがに往年の力はなく、苦しいシーズンだったと思う。

しかし、新戦力の台頭もあった。吉見は安定したピッチングで序盤を引っ張ったし、チェンも五輪後は見違えるようだった。中継ぎでは清水、浅尾が力強い投球を見せ、クライマックスシリーズでも良い経験を積んだ。これらは来シーズンに向けて大きな収穫だ。おそらく、川上がメジャーに行く可能性が高い。エース争いで切磋琢磨してもらいたい。

一方、野手陣だが、かなり高齢化してきた印象だ。和田の補強があったが、福留の代わりを期待するのはしょせん無理な話。和田なりに頑張ったが、物足りない印象だ。福留の良さはバッティングだけではない。彼の守備は超一流。それだけでも戦力ダウンだった。例えば、昨日の外野は和田、森野、イ・ビョンギュの3人だが、スピード、肩、守備範囲において守備力重視のドラゴンズにしては、あまりにも弱い。

アラ・イバ擁する内野陣も、その井端の故障、荒木の五輪出場による欠場と厳しいシーズンだった。ウッズの守備は仕方ないとして、昨日の試合を見る限り、サードの中村の守備範囲は明らかに狭くなった。決して下手な選手ではないが、横の動きに俊敏性がかなり、落ちているように感じた。持病の故障を抱えるだけに、あまり多くは期待できないのかもしれないが、守りを基本としているチームとしては、目に見えないエラーは命取りになる。

昨年、見事に「日本一」を勝ち取った。それがモチベーションの低下を招いたとは思えないが、何か執念というか、迫力を感じなかったクライマックスシリーズだった。日本一とはいえ、昨年はリーグ2位だったわけで、今年はリーグ優勝を大きな目標にしてはず。それが3位という結果に終わった時点で、何かが抜け落ちてしまったのだろうか。落合監督の選手に責任転嫁しない態度は、相変わらず好感が持てる。しかし昨日の高橋は少しかわいそうだった気もするが。落合監督になり、常に優勝争いを演じるチームになった。来シーズンからは、世代交代という困難な作業に取組まねばなりません。監督の手腕に期待したい。

いずれにしても、リーグ優勝、日本シリーズ進出を決めた巨人は、さすがに強かった。下位球団から「エース」、「4番」、「抑え」と引き抜いた手法は、なりふり構わずで、プロ野球の魅力をかえって低下させるのではないか、とさえ思えた。そうして大補強した戦力は、勝って当たり前の戦力で、阪神に13ゲームをつけられるようなチームではなかったはず。だから、とても「メイク・レジェンド」などと、騒ぐ事ではない。それだけ、あきれるくらいの補強をしているのだから。

しかしながら、今シーズンの巨人には、これまでにない強さがあった。それは、新戦力、若手の台頭だ。投手では、山口、越智、東野、野手では坂本、鈴木、加治前など。大型補強の度に、若手の生え抜き選手のチャンスを潰し、パワーはあるが、スピードや勢いは無く、競り合いに弱かった巨人が、今年は若手が、まるでコンクリートの隙間から顔を覗かせた草花のように、強く、したたかにチャンスを掴み、チームにスピードと勢いをもたらせた。彼らの表情は敵ながら、なかなか魅力的だったと思う。

大型補強に新戦力の台頭が加わった今シーズンの巨人は、やはり優勝して当然のチームだったと素直に言うしかない。我がドラゴンズも、ぜひ若手野手の台頭を来シーズンは望みたい。

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2008年9月 7日 (日)

岡田ジャパン W杯アジア最終予選

眠い目をこすりながら深夜3時過ぎからサッカー中継を見てしまった。前半終了して2-0を見届けて床に就いたが、朝起きて、3-2の結果を知り、やはりW杯アジア最終予選は甘くない、と実感。あのハードな気候条件の下、少し飛ばしすぎな印象を受けたが、玉田、田中のFW陣は、よく前を向き、シュートの意識も強かったように見えた。最後に失点を重ねたのはいただけないが、この試合は結果が重要。アウェイで勝ち点3を取れたのは大きい。

岡田ジャパンは人気が無いらしい。テレビの視聴率、観客動員数、グッズの売上等でもそれは明らかだ。何より、今の代表チームに対する関心度はあまり高くないように思える。個人的にもトルシエ、ジーコ時代に比べると期待感は薄い。良くも悪くもこの二人のチームは、もしかすると「世界を驚かせる」事が出来る可能性を少しは感じられた。結果的には、あのメンバー構成ならもう少し出来たのでは・・・という失望感に変わったが。結局、トルシエは日韓大会でベスト16。悪くない結果だが、チャンスを逃した、という印象の方が強い。ドイツ大会のジーコに至っては、勝ち点0だ。直前のドイツとの練習試合では順調そうに見えただけに、コンディショニング作り、チーム内の意思統一など、戦術、技術以外のところで力を発揮できなかったのは残念だった。

既にオシム時代から期待感の低下は始まっていたような気がする。これまで馴染みの無かった選手が選ばれたりした事も原因だっただろうが、一番大きいのは、有望な若手選手の台頭が無かった事ではないだろうか。ワールドユース、オリンピックを経て、フル代表に選ばれる。シドニー五輪の主力はそのまま日韓大会の主力となった。但し、この時のチームは監督もメンバーも重なっており、五輪代表がそのままフル代表といってもいいチームだった。それではアテネ五輪の主力はドイツ大会の主力として名を連ねただろうか。残念ながらドイツ大会は日韓大会のメンバーが残った形になった。今の代表にようやくアテネのメンバーが入ってきたという状態。では北京のメンバーはどうだろう。内田あたりが頑張っているが、世界を見渡すと10代、20代前半で欧州のビッククラブでレギュラーを張り、フル代表では主力としてチームを引っ張っている選手が多い。比べるのは酷だが、その差は恐ろしく大きい。

決定力が無い、とよく言われる。しかし日本にCロナルドやメッシのようなスーパーエースが出現するとは考えにくい。代々、優秀なMFを輩出する日本だが、彼らの技術で真ん中へ真ん中へと中央突破を図ってもゴールはこじ開けられない。やはりサイド攻撃を磨くべきだろう。大きなサイドチェンジを絡めながら両サイドが深くえぐりクロスを上げ続ける。その為にスピード、スタミナ、そして勇気を持ったサイドの育成が急務だ。内田、安田、長友、香川あたりは前にスペースが空いたら勝負してもらいたい。クロスの精度をもっと磨いてもらいたい。

最近の日本代表ではトルシエ率いる2000年レバノン・アジア大会優勝時のチームが素晴らしく、とてもレベルが高かったと感じる。中盤に名波、俊輔、ボランチに稲本、明神、FWに高原、西沢、DFに森岡、GK川口というメンバーだった。特に名波の出来が素晴らしく、全体をよくコントロールし、俊輔の良さを存分に引き出していた。このメンバーに中田英寿らが合流したら相当面白いチームになっただろう。それだけに、その後の名波の怪我が残念でならない。

とにもかくにも勝ち点3という良いスタートが切れたのだから、心は熱く、頭はクールに着実に勝ち点を積み重ねていって欲しい。アジア最終予選を勝ち抜いたチームが世界で戦えるチームとは限らないが、出場権を得ねば何もならない。まずは厳しいアジアの戦いを制して出場権を掴み取ってもらいたいと思う。

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2008年9月 1日 (月)

錦織圭のインパクト

今日から9月ですが、秋晴れとはいきませんね。残暑というかジットリした感じです。長い夏休が終わり、娘も元気よく学校に行った様子。私が帰宅すると先日の塾のテスト結果が良かったらしく上機嫌。毎日頑張っている成果が結果として現われるというのは子供にとっては一番やる気が出る事でしょう。必ずしも、してきた努力が目に見える成果としてすぐに出るとは限らないので今回は良かったな、と思います。

さて、そんな中すっきりしない天気を吹き飛ばすようなビッグニュースがアメリカから飛び込んできた。テニスの錦織選手が第4シード・フェレール選手を下して全米オープン16強入り。これは相当、凄い事だ。これまでテニスの4大大会というのは、私達日本のファンにとっては、「観る大会」でしかなかった。確かに過去には松岡選手や伊達選手の活躍、今でも杉山選手が頑張ってはいるが、彼らが大会の主役になれるのでは、と感じることは皆無だった。しかし錦織選手は違う。彼はこの全米オープンに限らず、全仏、全豪、そしてウィンブルドンで主役に踊り出る可能性を秘めた選手だからだ。彼の登場で私達日本のファンは4大大会を「観る大会」から「応援できる大会」に変わる。海外メディアの報道を見ると彼のようなニュースターの誕生を待っていたのは日本人だけでない事がわかる。かつてのボルグ、コナーズ、マッケンローの時代からベッカー、エドバーグらの活躍で盛り上がってきた男子テニス界。ここ数年、よく言えば群雄割拠だが、ずば抜けたスターが登場していない。そんな背景からアメリカのマスコミを中心に新しいスターへの渇望があったのだろうか。そこに現われた男子テニス界では珍しい日本の10代の若者の活躍に、海外メディアが注目するのは当然の結果だろう。13歳からシャラポア選手らを輩出したスクールで腕を磨いてきた。世界からトップ級の若手が集まる中、日本人の錦織選手がどれほどの努力を重ねてきたのかは想像に難くない。流暢な英語で受け答えをし、上位シードに対してもひるまないプレイスタイルは、そんな努力の結果なのだろう。

これまでも世界で活躍してきた日本人選手はいる。代表的な例はメジャーリーグのイチロー選手だろう。彼のような選手はもう出てこないだろう。間違いなくスーパースターだ。しかしイチロー選手が世界的なスタープレイヤーかというと、そうではない。ベースボールが盛んなアメリカ、あるいはシアトルというかなり限定されたスーパースターだ。むしろペルージャでの活躍が認められ、ローマというビッグクラブに移籍を決めた当時の中田英寿選手の方がインパクトが大きかったような気がする。それは限られた国、地域でしか盛んでないスポーツと、世界共通と言われるスポーツとの差かもしれない。イチロー選手、中田選手の登場がそれぞれの競技において与えた衝撃は大きい。それだけの素晴らしい選手だ。しかし錦織選手の登場はそれ以上のインパクトがある。イチロー選手は間違いなく主役を演じられる選手だが、限られた世界だ。中田選手はローマで活躍できれば素晴らしかったが叶わなかった。それだけに錦織選手の全米オープンでの活躍は、その若さとあいまって、世界の歴史あるメジャースポーツにおいて初めて日本人が主役になれる可能性を感じさせる事が凄い。正直、こんな選手が他のスポーツではなく、テニスで登場するとは思っていなかった。彼には今後もアメリカを拠点に活躍して欲しいと切に思う。そして、「日本人選手では~以来」というフレーズから「日本人」が取れるくらいの存在になって欲しい。そして、何年か後に彼の活躍が当たり前になり「応援する大会」から一人のスーパースターのプレイを「観る大会」にまた戻っている事を期待したい。

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2008年8月25日 (月)

シンクロ井村コーチ

シンクロ団体で日本はメダルを逃した。日本に代わってメダルを獲得したのは躍進著しい開催国の中国。そしてその中国代表を率いたのは日本の井村HCだ。井村氏には様々な批判が投げられた。しかし一貫して彼女の主張はぶれない。「日本のコーチングが世界に認められた。日本の評価が高まる」彼女だけではない、スペインのコーチも日本人だ。日本側としては、時期と相手、そしてタイミングが悪いではないか、という事だろう。しかしそうだろうか。仮に井村氏に声がかからなくても、中国はロシアやカナダ、アメリカ人コーチに声をかけたのではないだろうか。中国が日本の脅威になる事は時間の問題だっただろう。むしろ歴史的にも様々な感情をもつ、近くのライバル国、日本の井村氏に指導を請うまでした中国の真剣さ、勝ちたいという執念こそが日本の6大会連続メダルを阻んだのだと思う。今後はオリンピック出場自体が大変厳しい状況になる。中国という新たなライバルの存在が、より日本のシンクロを成長させる事を期待します。

日本選手団の福田団長が会見で野球、サッカー、マラソンに対して激しい批判を展開した。彼の批判はもっともで、期待を裏切られてがっかりしていた多くのファンも同じように思ったかもしれない。私もその談話を聞いて、「そうだよな」と最初は思った。しかし何か違和感を感じた。それを一言で表わすなら「それを今、言ったって・・・」という感じか。当然、それぞれの団体の結果責任は免れないが、その批判、主張は最初に言ってしかるべき。福田団長がどれくらい各競技団体と積極的にコミニュケーションを取っていたかは不明だが、組織の長としては、いささか第三者的な意見に聞こえた。

聖火が消えていくのを見るとやはり、宴の後の寂しさが募ります。始まる前までは、個人的にも盛り上がらず期待していなかった北京五輪。しかし始まってみると三宅親子の挑戦に始まり、谷選手の銅メダル獲得にやはりヤワラちゃんの精神力は凄いと感嘆。北島選手にはオリンピック王者の凄みを見た。4年前のように圧勝ではなかったがレスリングの4人娘達には4者4様の美しさがあった。そしてソフトと男子400Mリレーは、良かったね、と本当に思った。そしてロンドンに向けて若い力も発見できた。体操の内村選手、柔道の石井選手、もちろん愛ちゃんにもエースとしての活躍を期待したい。また世界の壁に跳ね返された選手達、実力を発揮できなかった選手達。思い描いた結果とは違ったかもしれないが、してきた努力の大きさはプレイを見ていると伝わってくる。本番の試合は数分、数時間で終わってしまうが、そこに至る道のりを含めてオリンピックなのだと思う。そう考えれば、頑張った皆がメダリストだと思いたい。少し甘いだろうか。

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2008年8月23日 (土)

フェアリージャパンと400Mリレー

フェアリージャパン、フープ&クラブのメンバーには坪井選手が出場していました。残念ながら田中選手は控えに回ってました。最後のフープの場外落下ミスの時、五名先生、山崎コーチと三人、悲痛な表情を浮かべていました。二人のレギュラー争いをフューチャーしたテレビ番組で少なからず関心を集めたであろうフェアリージャパンのオリンピックが終わりました。結果は10位。2年以上、新体操に打ち込み、たくさんの物を手放してきたであろう選手達。結果はともかく、ミスなく後悔の無い演技をさせてあげたかった。純粋に残念と思う。神様も少しはサービスしてくれればいいのに、と甘い考えを持った。しかし前回、出場権を逃した危機感より、全国からのオーディションによる若手有望選手の発掘、合同合宿による育成、メンバー交替、レギュラー争いによる個々のレベルアップ等、これまでとは全く違う取り組みを実施した日本女子新体操関係者の勇気に拍手したい。北京で出場権を獲得した事は大きな成果だし、10代の女の子達がこの2年間、過ごしてきた濃密な時間は彼女達にしか味わえない、きらきらした時間に変わることだろう。新しい試みに手を付けられない他の協会には新体操の試み、勇気、実行力をよく見て欲しいと思う。

男子400Mリレーの銅メダル。ラッキーとか棚ボタとか、そういう問題ではない。バトンを渡す技術、ラインを超えない技術、本番でミスしない集中力、これら全てを含めたレースだ。チャンスは誰にでも来るものではない。努力した者だけに訪れるもの。そのチャンスを捉まえられるかどうかが重要。昨日の4人はそのチャンスを見事に捉まえた。トラック種目でメダルを獲得したという事実が、今後どれだけ後に続く選手達の励みと誇りになる事か。逆にプレッシャーになったっていいと思う。アテネでも4位という素晴らしい成績だった。しかし日本人のどれだけの人がその成績を記憶しているだろうか。それくらい銅メダルと4位の差はイメージとしても記録としても大きい。レース後の塚原選手のインタビューを見て、若さの勢いとこのレースにかけた激しさがわかる。末続選手の落ち着いた表情からはエースとして短距離をリードしてきた男の責任感が感じられた。高平選手には朝原選手、このチームに対する思いが伝わった。そして朝原選手。穏やかな表情だった。最後の最後にドラマチックな結末が待っていた。素直に良かったな、と思いました。

やはりドラマでもスポーツでも、私はハッピーエンドが好きだ。

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2008年8月22日 (金)

星野ジャパンと反町ジャパン

星野ジャパンが韓国に完敗しました。何の驚きもない結果。不思議と悔しさも感じない。WBCでも負け越し、今回北京でも予選では負けているのだから順当な結果だ。既にトップレベルでは両国選手に力の差はない。むしろ韓国の方が上かもしれない。仮に金メダルを取ったとしても、このチームから心震えるような感動を受け取れただろうか。星野ジャパンの選手達にとって「オリンピック」とは何だったのだろう。この4年間この瞬間の為に、毎日過ごしてきたのでは勿論ないだろう。それでは前回アテネで悔しい思いをしたであろう松坂投手は、北京で金メダルを取るためにその後、野球をしてきただろうか。勿論違う。彼の夢、目標はオリンピックではないから、北京にはいないのだ。そう考えると、他の種目とは明らかに野球は違う。果たしてこのチームをオリンピック代表と呼んでいいのか、とも思う。やはりオリンピックは、そこを最高で輝ける、かけがえのない舞台だと信じ、追い求めた者達だけが立つ事が許される場所なのだと思う。その思いの蓄積がない急ごしらえのプロ野球選手の集団が活躍出来る程甘くはない。これはサッカーの反町ジャパンも同様。彼らにとってオリンピックは最終かつ最高の舞台ではない。自分を海外チームのスカウトにアピールする場と考えている選手もいただろう。しかし普段の練習、所属チームでのプレイでアピール出来ないような選手が、本番の大事な試合でアピールするようなパフォーマンスが出来ようか。OA枠のドタバタをみてもサッカー界全体でバックアップしているとは決して言えない。オリンピックを頂点と位置づけられないチームが、勝てないのは道理にかなっている。ただし、サッカーの本田(圭)や、野球のGG佐藤、岩瀬を非難する気にはなれない。本田はまだ人間的にもサッカー選手としても、あのレベルの選手。しかし伸びていって欲しい選手でもある。GG佐藤にしても、お世辞にも守備が良い選手ではないのは最初からわかっていた事。それでも使い続けたのはパワフルな打撃に期待した為だ。今シーズン調子が上がらない岩瀬にしても責めるのは酷な話だ。やはり監督が責任を負うべきだろう。またその覚悟を星野、反町の両監督にはあるように見える。自らの指示を肝心の選手達に否定されてしまった反町監督は指導力を責められるべきだし、星野監督ら親友トリオの首脳陣はチーム作りが固められなかったようだ。大砲のいない日本は、コツコツつないで僅差を守り抜く「スモールベースボール」を目指していたはずだが、村田、GG佐藤ら中途半端に長打を期待したメンバー編成になるなど方針が一貫していなかった。そのツケは守備の乱れとなって現れた。今の日本が守備で乱れては韓国には勝てない。印象としてはWBCチームの遺産に無駄にパワーと若さを合成して「スモールベースボール」だが何だかわからないようなチームになっちゃった、という感じか。日本には負けたくない、韓国野球のレベルの高さを証明したい、というモチベーションの高い韓国に比べ、とても曖昧な立場だった日本のプロ野球選手達には厳しい試合だったかもしれない。ただ印象に残っているのが大会前に見た「アマチュアの人達の最高の場所を取ってしまったのだから、負けれらない」という内容の西岡選手の記事。この気概に個人的に西岡選手を注目していたが、良い活躍でした。果たしてこのような気持ちを何人の選手達が持っていたのだろうか。

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2008年8月21日 (木)

フェアリージャパン

フェアリージャパンとは新体操女子・団体オリンピック代表の愛称だ。6人全員が平成生まれで2年間厳しい合宿をしてきたチームである。お盆休みに帰省していた実家で偶然テレビで、このメンバーのうち二人の選手の熾烈なレギュラー争いを観た。思わず引き込まれた。毎日水も飲めずに走り回り、先輩の声にビクッとし、後輩に負けるのでは、と焦った、あのジリジリするような中学時代の夏を思い出した。私はハンドボール部のGKでした。苦しかったが、あれほど何かに打ち込んだ体験は、その後無かった気がする。さて二人の選手。難度の高い技術をこなすが手具が苦手な田中選手、手具を器用に操るが難度の高い技術に不安を持つ坪井選手。互いに切磋琢磨し世界大会のレギュラーに田中選手が選ばれた。直前練習で本番用の綺麗なレオタードに身を纏った田中選手と練習着を身につけた坪井選手。二人の姿は鮮やかに、また残酷なまでのコントラストを映し出していた。しかし補欠メンバーの練習に入った田中選手の集中していない様子に激怒した五明先生は二人を交替させるのである。厳しく、決して立ち止まる事が許されない二人のレギュラー争い。そして今夜、フェアリージャパンは登場する。彼女達が追い求めていた夢の舞台に立っているのは、どちらだろうか。ただ確実に言える事は、どちらが出ていても残ったもう一人は自分が演技しているようにライバルを全身全霊で応援するだろう。補欠に回された田中選手が坪井選手の演技を祈るように応援していたように。

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2008年8月19日 (火)

柳本ジャパンの弱さ

日本女子バレーのオリンピックが終わった。結果は前回アテネと同じ5位。実力通りの結果ではないだろうか。柳本ジャパンは「竹下と高橋のチーム」とよく言われる。柳本監督自身も、この二人を中心としたチーム作りをしてきたのだろう。しかし同時にこの二人こそ、柳本ジャパンの弱さでもある。確かに竹下選手は巧みなトスワークと経験豊富なキャプテンシーのあるセッターだし、高橋選手はイタリアリーグに行くなど向上心があり、常に前向きで闘争心のある優れたオールラウンダーだと思う。しかし強豪国と比べるとあまりにも高さが無さ過ぎる。ここ一番に頼れるエースと高さを兼ね備えたセッター。これはアテネからの日本女子バレーの課題だ。しかし、遂に日本はその課題を解決できないままに北京を迎えてしまった。エースとセッター、急ごしらえの効かないポジションである事は言うまでもない。柳本監督も覚悟の上で、チーム作りをせざるを得なかったのだろう。大胆な事を言えば、木村沙織をセッターで使えるくらいのチームでないと、メダルは難しいのではないだろうか。大友が抜けた後、どうなるだろうかと思ったが、木村は安定感を増し、栗原は精神的に強くなり、荒木が急成長と若手が伸びて前回と同じ成績を残した。それだけにブラジルに負けるのは仕方ないとして、せめて竹下、高橋に代わるような若手に経験させられれば良かった。アテネの時の木村や栗原のように。そういう人材がいない事が深刻だ。確かに日本のレシーブ力は凄い!リベロの佐野はもちろん、他の選手も本当に凄いと思う。ただ、いくら日本が驚異的なレシーブ力で拾って返しても強豪国のエースは一発で決めてくる。またきっちりと竹下にサーブレシーブが返り、得意のコンビバレーで打ち込んでも相手の高いブロックにひっかかってしまう。もう手の打ちようがないという感じだ。中国選手のWブロード攻撃を見た時、これはもう普通のコンビバレーでは勝てないと思った。世界の強豪国は思っている以上に、先に進んでいる。もうレシーブ力とスピードあるコンビバレーでは勝てない。高さに目を背けているとは言わないが、もういい加減に目先の結果に惑わされず、高さのある若手選手の発掘、育成を本気で日本協会はやっていかないといけない。テレビ局との関係もあり、ある程度の結果を常に求められるのだろうが、今後の日本バレーの方向性を打ち出さないと、ますます世界との差は広がるだろう。ただ、オリンピック出場権を取り、決勝リーグ進出をきっちり決めた柳本ジャパンは個人的には、ベストを尽くしたと思います。特に栗原選手の、この4年間は怪我やチーム移籍問題等、本当に大変だったと思う。ストイックに自分を追い込んでいく彼女の姿にはオリンピックに賭けた思いが、ひしひしと伝わってくるようでした。

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大阪桐蔭の強さ

昨日の高校野球決勝は大阪桐蔭の圧勝でした。東邦を応援していた立場からすると東邦を破った桐蔭が優勝したのは良かったかな。桐蔭で目立ったのは、やはり二遊間。特にショートの浅村君はぜひポスト井端として中日に来て欲しいくらいだ。両チームは得点差程の力の差は無かったと思う。戸狩君の故障は痛かったが。違いがあったとすれば、点差が開いていても難しい態勢から二塁走者を進塁させずに三塁で刺すショート、その後のピッチングの影響も恐れず全力疾走で三塁を目指したエース、本塁打を放った次打席でも口を真一文字に結び慢心する事なく相手投手に対する四番打者。あくまでも一点を与えず、一点を取りに行く。そんな執念が菊川を上回ったのではないだろうか。

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2008年8月15日 (金)

北島&内村 見事!

北島&内村 見事!
北島選手のインタビューだがアテネの時の「超気持ちいい!」は何か不自然な印象を持ってしまったが、今回のは凄く素直に聞けた。北島選手の正直な心情が伝わってきた。四年間という長い時間を目標に向けて努力し続けた精神力は本当に凄い!一方、ニューヒーロー誕生だ。体操の内村選手は、その若さ、才能と体操選手らしからぬルックスで個人的に期待していたのでメダルを取った事には、さほど驚きは無かったが、あん馬のあの失敗からの逆転劇はドラマチックでした!若さとは大きな武器ですね。冨田選手の追い上げもお見事でした!柔道の鈴木選手については試合後のインタビューが少し衝撃的でかける言葉も見つからない。正直と言えば正直なんだろうけど、何か違和感を感じた。誰にどう思われたっていいのに。それだけの努力をしてきたんだから。

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2008年8月14日 (木)

東邦高校お疲れ様!

録画しておいた東邦VS大阪桐蔭戦を見終えました。序盤の走塁・守備のミスが痛かった!wobblyそれにしても桐蔭の守備、特にショート、外野は見事でした。東邦も終盤は意地を見せて今大会の東邦らしい凄みのある打撃を見せてくれました。投手力を考えればこの点差での負けは予想通り。むしろよく粘って追い上げたと思います。このところの愛知代表は初戦負けや打力の弱さが目立っていたので、毎試合HRが出るこの夏の東邦は本当に気持ち良かった!happy013試合も楽しめたので大満足です!実家の近所にある大府は負けてしまったけど、早くもセンバツが楽しみです!個人的には中京大中京が好きなので、頑張って欲しいな。

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2008年8月 8日 (金)

東邦高校、初戦勝利!

今日から帰省で愛知に来ています。朝から厳しい暑さです。さて一昨日、東邦が激しい打撃戦を制し北海を破り見事、初戦を突破しました!相手は好投手でしたがコンパクトな鋭い振りで打ち崩しました。本当に強烈な打球ばかりで久しぶりに「強い愛知代表」を感じました。それにしても15点取って10点取られる、よくも悪くも東邦らしい勝ち方でした。二回戦は長崎・清峰です。最近の記憶では春夏連覇を狙った愛工大名電を破った相手という印象です。すっかり強豪校に仲間入りし今年のチームも総合力が高いです。下平、和田の投手陣がどこまで踏ん張れるかがポイントか?個人的には3番、清水選手に期待しています。長打力を兼ね備えた柔軟性のあるバッティングが持ち味です。さて試合が楽しみです!

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2008年7月28日 (月)

高校野球

昨日で高校野球代表校が出揃いましたね。私の地元の愛知県は東西に分かれた予選でした。東愛知は大府、西愛知は東邦。大府といえば、小学生の頃、応援バスに乗って父親と二人で甲子園まで行った思い出があります。その時は熊本工業に負けた記憶がありますが、どうだったかな?激戦の西愛知は本命の中京大中京が好投手の八木を擁する亨栄を破って、そのまま甲子園まで行くかと思われたが、準決勝で愛知啓成に破れ、その愛知啓成も決勝で東邦に敗れて、代表は久々に東邦になった。下馬評ではそれほど高くなかったようですが、打線が好調だったようです。このところ、愛知代表は良い結果が残せていないので、2校にはぜひ、頑張って欲しいですね。個人的には中京大中京を応援していたのですがね。タレントも何人かいたし、投打にバランスのとれた良いチームだと思ったのですが。ただ、今回の予選は選抜出場組がかなり敗退したし(選抜優勝、準優勝校までも!)、夏の予選を勝ち抜く厳しさを改めて感じさせられましたね。私は娘ですが、息子さんが高校野球なんかやってたら仕事どころじゃないかも。甲子園なんか出場したものなら大阪に飛んで行っちゃうでしょうね。ともあれ開幕が楽しみです!

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