自民党御用番組フジTV「サキヨミ」
曇り空のジメジメした日曜日。娘は朝から算数の問題が解けなくて大変そうだった。そんな娘の長い一日も、いつもより少し早い22時に終了。お疲れさま。
というわけで、いつもなら見ないテレビ番組のフジテレビ「サキヨミ」にたまたまチャンネルを合わせた。ニュース番組なのか、ワイドショーなのかよくわからないが、スタジオ内は随分、一貫性のない顔ぶれが並んでいる。
時節柄、民主党代表選の話題になったが、ここで睡魔に襲われかけていた頭を棒で殴られたような衝撃、いや笑撃が走った。
この手の番組でお決まりの「民主党が鳩山新代表になってのイメージ調査」を視聴者に呼びかけているのだが、何とその前に散々、「世論は岡田氏指示」なのに「結果は鳩山氏当選」、自民党・菅
アンケート調査は予想通り、「悪くなった」が上回った。そこからのコメンテイターらしき面々の話しぶりがまた、ふるっていた。まずは時事通信社の田崎氏だが、初めて見たので、正直、絶対自民党議員かと思った。なにしろコメントが自民党サイドが言っていることをオウム返しのように繰り返しているに過ぎないからだ。このようなコメンテイターを置くなら、やはり野党側に軸足を置く人も置かないと視聴者側をミスリードしかねない。ここにもマスコミによる世論誘導のノウハウが皮肉にも見え隠れしている。
またNHK出身の池上氏だが、世論と反対の選択をした民主党はおかしい、などというもうどうしようもないコメント。本当にジャーナリストとして仕事があるのだろうか、心配になる。世論通りに国が動いてしまっていたら成り立たない。そもそも政治家などいらない。政治家は時に世論に反しても、国、国民生活に必要たるべき高度な政治判断をすべきなのである。
そして勝間さんだが、この方、経済評論家です。しかも政府関係の会議やらチームの委員、メンバーをたくさんやられている方です。民主党が自民党の対抗軸としての政策の違いをアピールする機会を失くした、などと言われていたが、何を根拠にそう言われるのか理解できない。まさか岡田氏が代表にならなかったからなのだろうか。
それほどまでマスコミは鳩山新代表で小沢氏の影響力が残ることが我慢ならなかったのだろうか。伊藤アナの話しぶりなどを聞いていると、鳩山氏が代表になったことで、まるで民主党が国民の声を無視して、自分達のエゴや小沢前代表の強権によって間違った選択をしてしまい、当然、来るべき選挙でも厳しい戦いになるだろう、と言っているように聞こえる。
この軽さ、浅さは何だろう。仮にも多きな影響力のある大テレビ局のメインキャスターの締め方とは思われない。このスタジオの中で、一番、まともだったのは竹田氏だけだっただろうか。あまりの政権・与党寄りの御用番組にびっくりした「サキヨミ」でした。
やはり、自局トップが麻生内閣肝いりの会議メンバーとあれば、これくらいの報道は当然のことか。それにしても、民主党議員が悪質な世論誘導に惑わされず、鳩山氏を選択したことは大変、賢明な選択だった。政権交代には小沢氏の力、経験は不可欠だ。鳩山氏自身がそれをはっきり主張しているのに、何が院政で、二重権力なのか全く理解に苦しむ。今後もそのような「小沢傀儡」などと謂れなき報道の垂れ流しが続くと思われるが、前原、野田、仙石氏など、腰がふらふらした方達をしっかりまとめ、ここは一致団結して自民党と対峙しなければいけない時だ。近いうちに来る選挙は、この国の政治にとって、まさに「関が原」であり「赤壁」の戦いとなるだろう。
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