« 2009年2月 | トップページ | 2009年4月 »

2009年3月

2009年3月30日 (月)

中京大中京と浅田真央の「負け方」

 昨日の安藤美姫先輩に続くことは出来なかった中京大中京ナイン。残念だったが、久々に「強い中京」を印象付けてくれた。選抜ベスト8は立派な成績だったと思うし、持てる力は存分に出したのではないだろうか。

 9回表の土壇場に逆転を許した時は、さすがにがっくりときたが、不思議とショックが尾を引かない感じだった。堂林投手のピッチングからすれば、あのまま1点差で逃げ切れるとは思えなかったし、この試合での中京大中京の「負け方」にも十分、納得できたからだろう。

 前評判の高かった打線は、まさに「看板に偽りなし」だった。特に3番河合、4番堂林の中軸のバッティングは素晴らしかった。磯村、森本、岩月ら2年生も良い働きをして、勢いを感じさせた。守備、走塁も良く鍛えられており、バランスの取れたレベルの高いチームだったと思う。

 今日の報徳学園戦でも、随所にその力を見せてくれた。ショート山中の軽快な守備、各打者の鋭いスゥイング、クリーンナップの長打力、堂林投手の粘り強い丁寧なピッチング。余す事なく、評判どおりの実力を発揮してくれたと思う。

 勝敗を分けたのは、ほんの少しだけ、報徳学園の選手達の「負けるもんか、勝ちたい!」という思いが中京大中京のそれを上回ったのではないか。

 しかし夏に向けて、期待を持てる楽しみな活躍を見せてくれた。あえて課題を探すなら、得点をした後の、「もう1点」のチャンスをことごとく、活かせなかった事か。スクイズ、犠牲フライ、内野ゴロで取れた1点を取りきれなかった。これが後々、堂林投手を苦しめる事となった。この1点を確実に取りきるのが、かつての「中京野球」だったはず。ぜひ今のチームにもその良き伝統を継承してもらいたい。

 また2番手投手の育成も急務だ。堂林投手はクレバーな好投手だが、猛暑で連戦が続く夏の大会を一人で投げぬくのは困難。強豪ひしめく愛知県予選突破すらままならない。欲を言えば、堂林を打者として専念させられるような状況が一番ベストだと思う。いずれにしても今日の「負け方」は夏に大きな期待を抱かせてくれた。

Bsm0903301809021n1_2

 同じ中京大中京の浅田真央選手の「負け方」にも冷静に考えれば、十分、納得できるものだったと思う。来年に控えたバンクーバー五輪を見据えた難度の高いプログラムに果敢にチャレンジした今シーズン。この世界フィギュアの表彰台だけを目標に置くならば、安全策をとればそう難しくはなかっただろう。しかし目標を来年に置いて挑んだ今季、ここで2度の3Aを跳ばないのはおかしいし、攻めて挑戦するのは当然の事。その結果、8.2点のジャンプが転倒して1点になろうとも全く悲観する事はなく、筋の通った良いチャレンジだったと思う。

 逆に安藤選手は、どうしてもこの大会で表彰台に登らなくてはいけなかった。ここ数年、怪我に泣き、表舞台から遠ざかっていただけに、五輪前にジャッジに「復活」を印象付ける事が重要だっただろう。それゆえに、彼女の代名詞の「4回転」も「3回転-3回転」も回避して得点を手堅く狙いにいった。表現力の向上も見逃せない。

 金妍児選手にしても大技がないだけに、自分の持てる技量に完璧なまでに磨きをかけることにより、最大のライバル、浅田選手に対して出来るだけ多くのアドバンテージをとっておきたかった今シーズンだっただろう。彼女はそれに見事なほど成功してみせた。

 それぞれが、それぞれの思いやゴールに向かい演じきった必死の舞が昨日の世界フィギュアの結果だったのだと思う。

 それにしても浅田選手。常に優勝を期待されながらの、高難度への挑戦。相当、精神的にはつらかったのではないだろうか。お疲れ様と心から言いたい。

最後に日本のマスコミに。もういい加減、スポーツ中継にタレントも、下手な演出も必要ないことに気付くべきだろう。スポーツを録画放送するテレビ局の神経にはあきれるばかり。WBCの視聴率を見るまでもなく、スポーツはそれそのものがエンターテイメントであり、選手が主役だ。まして放送時間など関係ない。見たいものは早朝だろうが、昼だろうが、見るものだ。単なる一コンテンツとしての価値しか見出せないテレビ局には早々にスポーツ中継から撤退してもらいたいものだ。

Ssp_00120090330114090330_outr

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年3月29日 (日)

浅田真央 世界選手権4位!

午前中は、海水魚の水替え、愛犬の散歩と時間を過ごす。海水魚は新たにチョウチョウウオを飼い始め、カクレクマノミ、コバルトスズメ、デバスズメ、ミズタマハゼ、ホワイトソックスとなかなか色とりどりでにぎやかな水槽になった。pisces

 さてフィギュアスケートの世界選手権女子フリーだが、前日SP3位の浅田真央は残念ながら総合4位に終わった。安藤美姫は3位に入り、久々に表彰台に立った。ちなみに村主章枝は8位でした。weep

 金妍児は女子初の200点オーバーで総合得点207・71の世界最高記録で韓国初の世界女王になった。coldsweats02

浅田選手の逆転優勝とまではいかなくても、どこまで金選手に迫れるか、と期待していただけに残念で悔しい結果となった。

 勝負色の赤い衣装にして臨んだFS「仮面舞踏会」。練習を見る限りジャンプは好調そうでしたが、やはり緊張した様子。冒頭の3Aからのコンビネーションは見事成功!しかし、2度目の単発3Aに失敗!それでも後半の見せ場である怒涛のステップ、スパイラルは胸が締め付けられるような美しいものでした。

 今季の彼女を象徴するように、得点はまたも伸びず。down 本当に今季は得点が伸びないというか、彼女に対しては厳しいジャッジが多いと思う。最初の3AがDGだったのだろうか。

 安藤選手は迫力のある、メリハリの効いた今季一番の出来でした。good 金妍児選手は自信たっぷりで、安定感も抜群でした。あのスピードであのジャンプ。彼女の3-3は本当に高得点をたたき出すが、それにしてもSPに続き、やはり得点が出過ぎるような印象は拭いきれない。いずれにしても今季の彼女は強かった。プログラムの完成度も高いし、自信がみなぎっているようだった。コンディションも良かっただろうし、練習環境、精神面でのコントロールも上手くいっていたように思う。いろいろ思うところはあるが、今季の彼女は素直に強かったと認めるしかない安定度だった。

 一方、浅田真央選手は難度の高いプログラムへの挑戦、新しいコーチ、練習環境の変化、ディフェンディングチャンピオンとしての重圧等、様々な要素が彼女から自信と笑顔と余裕を奪っていったのかもしれない。特に精神面でのコントロールにおいて金妍児選手に後れをとったように感じた。技術面、自分を律する精神力など、何ら劣るところはないだけに、あとはプログラムに対して、また自分の演技が観る人を感動させるということに対して、もっともっと自信を持って欲しいと思う。

何はともあれ、長かったシーズンは終了した。今シーズンは来年のバンクーバー五輪に向けて良い経験になったのではないだろうか。なかなかベストの演技を見ることが出来なかったがGPFでの逆転優勝、四大陸選手権での猛烈な追い上げなど、手に汗握る感動を与えてくれた。他のスポーツ選手と違って浅田選手の演技はなぜだか、感動と一緒に、切ない涙がこみ上げてしまう。奥さんに話すと「真央ちゃんは全国のパパ達の娘なんだよ!」と言われる。なるほど、と思いながら、来季の真央ちゃんの笑顔を思い浮かべる。

Kfullflash20090329028_m


| | コメント (2) | トラックバック (0)

2009年3月28日 (土)

浅田真央 フィギュア世界選手権SP3位!

今日も朝から春とは思えないような天候。先日などは雪まで降る始末。早く暖かくなって欲しいものです。

娘は昨日から春休み。塾のほうも春季講習を控え、今はお休み。少しは娘もスケジュール的にゆっくり出来る。今日は4時まで自由時間。午後にボーリングに行く予定。

 さてフィギュアスケートの世界選手権は27日、LAのステープルズセンターで女子SPを行い、浅田真央は66・06点で3位スタートとなった。

ライバル金妍児が76・12点で首位、ジョアニー・ロシェットが67・90点で2位につけた。日本選手では安藤美姫が64・12点で4位、村主章枝は58・40点で9位。

少し緊張した様子だったが、全体を通して無難に滑りきった印象。しかしルッツがダブルになってしまったミスはやはり痛い。最初の3-3がDGではなく認定されただけにもったいないミスだった。

一方、金妍児は相変わらずのスピード感溢れるスケーティングで、感情表現も素晴らしい。もうSPに関しては危なげない感じだ。それにしても76点台とは、やや得点が出過ぎとも思う。出来としては四大陸選手権とさほど変わらないように見えたが。

浅田選手のSP「月の光」は静かで綺麗な曲。やさしく、華麗な演技は、やや盛り上がりに欠けるだけにジャッジの好みが分かれるのかもしれない。ただ四大陸選手権SPが57・86点の6位スタートだった事を思えば、悲観するような結果でもないし、FSに向けて十分、期待できるものだ。SPで異常に高い得点で逃げ切りを図る金妍児選手、FSで追い上げる浅田真央選手。今シーズンは、このパターンがもう定着している。

バンクーバー五輪前の世界選手権なので、ジャッジにアピールする意味でも、本当はライバル達を抑えておきたいところだが、ファンとしては明日のFSは、伸び伸びとした、そしてドラマチックな「仮面舞踏会」を見たいと思う。

Im20090328as1h280022803200913_2

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年3月21日 (土)

中京大中京、初戦突破!

このところすっかり、春らしい天気で嬉しい限りです。sun 私はというと、年度末で仕事が忙しく、なかなか娘の寝顔しか見られない毎日が続いています。しかしながら、こうして仕事があるということは、本当に幸せなことだと思わなくてはいけません。そういう今日この頃です。

さて今日からいよいよセンバツが始まりました。baseball 私の地元、そして小さい頃からファンだった中京大中京が初日の第2試合でいきなり登場。見事、5-1で神村学園に勝利した。scissors 郷土愛とは強いもので、20年近く、横浜で暮らしていても、慶応を応援する気は起きないし、ベイスターズのファンにもマリノスのサポーターにもならない。やはり、高校野球は中京、名電、東邦だし、プロ野球はドラゴンズ、サッカーはグランパスだ。三つ子の魂百までなのだろう。

中京大中京といえば、今でこそ、安藤美姫、浅田真央、小塚 崇彦といったフィギュアスケート界のスター選手を輩出した高校として有名だが、私が愛知で育っていた頃は、何といっても高校野球界の超名門校としての「中京」の印象が強い。そして「バンカラ」で少し怖い、という印象もあった。

それがどうだろう。今では聞くところによると、すっかり進学校になり、男女共学のスマートなイメージに変わった様子。それとは逆に、野球部の成績は下降気味のようだ。やはりいくら野球が出来ても、ある程度の成績がないと入学できないということだろう。

伝統の縦襟ユニフォームも今風のものに変わり、当時を知る者としては、少し寂しい気持ちだが、ぜひこのユニフォームで新たな歴史を作っていって欲しいと思う。

今日初めて、今年のチームの試合を見る。前評判は比較的良く、慶応、天理、PL、清峰らに続く、第二グループという評価が多い。エースで四番の堂林選手がチームの中心で、走功守のバランスが良いチームといわれている。塾のテストに備え、猛勉強中の娘&ママには悪いが、一人寝室にお菓子とジュースを持ち込み、テレビの前で試合開始を待つ。tv、 しかしながら第一試合が延長で長引き、なかなか始まらない。少々待ちくたびれた。coldsweats01 とりあえず、中京が勝った場合の対戦相手が倉敷工業に決まった。ノッているチームなので要注意だ。danger

静かな序盤戦、チャンスを活かせずジリジリする中盤、終盤ようやく突き放して試合終了。注目の堂林選手だが、予想以上に変化球が多く、球威、スピードともやや物足りない印象。コントロール重視を公言する通り、セットポジションで身体の変動の少ないフォームから丁寧に低め、内外角にボールを集めていた。今日くらいの球威だと、高めにいくと危険な印象。coldsweats02  どれだけ低めにコントロールできるか。また内角をえぐるストレートを有効に活かしたいところだ。しかし、被安打5で、それほどピンチもなく完投勝ちするあたりは、やはり野球センスを感じさせる。ヒットこそ出なかったが、安定感のある打撃フォーム、コンパクトなスゥイング、打球の速さは、むしろ投手よりも打者としての能力の高さを感じさせた。

初戦ということを考えれば、落ち着いた良いスタートをきれたと思う。今日の試合では圧倒的な迫力は感じなかったが、総合力の高さは十分感じさせた。堂林投手の出来次第では、上位も狙えるだろう。少しでも長く、甲子園で試合をしてくれると、毎日の忙しい仕事にも少し、お楽しみタイムが出来て嬉しいのですが。

Jjp_m7844213_2 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年3月 4日 (水)

小沢代表の公設第1秘書逮捕

今日もはっきりしない天気。帰りはまた冷たい雨に降られてしまった。はっきりせず、お寒いのは政界も同じ。こちらは、突然、嵐が吹いたようだ。typhoon

小沢一郎民主党代表の公設第1秘書逮捕という激震が走ったのだ。このニュースを聞いたときは、「民主党よ、またか」という感想だ。これまでも、自民党を追い詰めながらも、勝手にずっこけてしまっていた民主党。詰めの甘い民主党。よほどお人よしなのか、本気で政権を取る気がないのか。まさに目の前に政権交代が迫っていたところで、この逮捕劇。一気に政局は混沌としてきた。impact

秘書の逮捕について、小沢氏は記者会見で「不公正な検察権力の行使だ」と検察当局を批判し、全面対決していく決意を示した。確かに、総選挙がいつ実施されるかわからないこの次期に、かなりの確率で政権交代が実現し、次期首相に限りなく近いと思われる野党第一党トップの秘書逮捕というのは異例中の異例とも言える。

今回の逮捕劇が国策捜査かどうかはともかく、民主党の負ったダメージは少なくない。かといって自民党、あるいは麻生首相に追い風になるとも思わない。むしろ、政治に対する不信感が増し、無党派層が拡大することが懸念される。これは、国民にとっては危険で損なこと、逆に政権与党にとっては好都合なこと。

今回の件で、国民、有権者は民主党と小沢代表の行動を注視している。このような状況でどう国民に向き合うのか、説明責任を果たすのか。真っ向、検察権力と対決するというなら、それはそれでいいだろう。本当に潔白というならぜひ、真実を明らかにしていただきたい。

また今回の違法献金問題では自民党の有力政治家の名前もあがっている。東京地検特捜部には、小沢氏同様に献金を受け取っていた、それらの有力議員の会計責任者への捜査も徹底してほしいところだ。そこを怠ると「国策捜査」と思われても仕方がない。

さて来るべき総選挙への影響だが、個人的には流れは変わらないのではないか、と思っている。確かに、最近の首相にふさわしい政治家調査では小沢代表が支持率で麻生首相を上回っているが、元来、個人的な人気がある政治家ではない。あまりにも麻生首相の支持が低いだけだ。小沢一郎個人を支持するというより、政権交代を望む、という声が民主党の支持率を押し上げている。そういう意味では、自・公連立政権、とりわけ自民党政治に対する不満が大きい。いずれにしても、政治の世界とは一寸先は闇というか、何が起こるかわからない世界だ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年3月 3日 (火)

我が家の雛祭り

そろそろ会社に戻ろうか、という時に奥さんからのメールが届いた。mailto 今日は雛祭りなので、20時までには帰って、みんなで一緒に夕食を食べましょうheart04 遅くなるようなら連絡してくださいsign01との内容。

3月は入札業務が多く、その準備でこのところ遅い帰宅が続いていた。今日くらいは、早く帰ろうと20時帰宅目標で急いで仕事を進めた。何とかギリギリ、20時に帰宅。すると奥さんから思わぬ言葉が。「○○ちゃん、まだ塾で自習してるの。悪いけど迎えに行ってくれるsign02

そんなわけで、急いで帰ってきたが、靴を脱ぐことなくUターン。再び、小雪の舞う外に戻る。snow 歩いて2~3分の塾に入っていく。おそるおそる自習室を覗くと、娘の姿が見当たらない。はて?とよく見回すと、部屋の一番手前で先生の横でフムフムと話を聞いている見慣れた後姿を発見!pencil

なんと我が娘は、ちゃんと先生に質問しながら勉強を進めていたのだ。非常に感心したのだが、なかなか教室から出てこない。部屋に入って呼ぶのもはばかられる。15分ほど、教室の前で待ち続ける。ようやく、娘が私に気付き、出てきた。「ママが、もう帰っておいでって言ってるよ」と声をかける。「まだ、理科と社会が残ってたけど帰るわ」とまたまた感心な言葉。

帰宅後、すぐに奥さんの手料理(ちらし、ローストビーフ)とケーキで、簡単に雛祭りを祝う。cakerestaurant ケーキのイチゴを取り合い、取り分けるサイズでも大きい、小さいでもめあう。3人だけど騒がしい雛祭りでした。

今日の娘は、機嫌がよく、塾の自習室にも進んで行ったらしい。やはり先日のテスト結果が思った以上に良かったのが、モチベーションのアップにつながっているのかもしれない。up なんといっても、結果として反映されることは自信となるだろう。来年も、再来年も元気よく、健康で雛祭りを迎えられることを願っている。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2009年3月 1日 (日)

中学受験とは?

今日も朝からはっきりしない天気。cloud 先日の雪の日ほどではないが、とても寒い。今日から、いよいよ3月、早く春らしい天候になって欲しいものです。

さて我が家の娘は、2年後の中学受験を目指して、毎日勉強に取り組んでいる。しかし、10歳の子どもが、自主的かつ意欲的に計画性を持って勉強することは、やはり難しい。

ともすれば、やらされている感が全面的に出てくる。奥さんともぶつかる。塾のテストでのうっかりミスも無くならない。結果として、テストの成績は下降線をたどっている。down

娘が勉強をしていないならともかく、勉強時間としては申し分なく頑張っているほうだ。毎日、これだけ机に向かって勉強する習慣を身につけているのだから、本当は言う事ないのだろうが・・・。その労力が、結果として報われないのが奥さんも私も悔しいのだと思う。bearing

うっかりミスに関しても、事前に察知してアドバイスし、教えている奥さんにしてみれば、その通りに素直に聞いてくれないことに対する苛立ちもあるだろう。娘は娘で、自分のやり方、考え、親に対する反抗心などもあるかもしれない。

塾のテストが迫っていたある日の夜。night 娘の態度が原因で衝突して疲れた奥さんが夕食後早々に寝てしまい、奥さんに代わり娘の勉強をみることになった。

娘に聞くと、この日は間近に迫ったテストに向けて相当追い込みをかける予定らしい。あるいは奥さんとの喧嘩で勢いあまって啖呵をきったのかもしれないが。

私はリビングで仕事を、娘は隣続きの部屋で勉強を始めた。pc 花粉アレルギーの私たち親子は、お互い鼻をグスグスさせながら、それぞれの作業を進めていた。 22時を過ぎたところで、私の仕事がひと段落ついた。ふと気付くと、隣からは、鼻をグスグスさせる音が聞こえない。「おーい○○ちゃんsign01進んでるsign02」と声をかけても静寂が続くばかり。

ガラガラと仕切り戸を開けると、机に突っ伏して眠っている娘の背中が目に入る。sleepy 背中をさすったが起きず。ゆすって「○○ちゃん、○○ちゃん、起きて」と声をかける。するとようやく「ああ、寝ちゃった。」と顔を上げた。「もう、止めにしたら?明日少し早く起きてやったら?」と言うが、まだまだ残っているから、と勉強を再開した。

しばらくして、また隣の部屋が静かになった。時計を見ると23時を少し過ぎていた。声をかけたが応答なし。扉を開けると、やはり寝ていた。さすがにもう寝るように言った。娘は、まだやることが終わっていないなどと言っていたが、この状態では、もう頭には何も入ってこまい。ベットにもぐりこんだ娘は、すぐに眠りに着いた。sleepy

奥さんは起きており、娘の勉強内容を伝えると、本来やるべき内容が出来ていなかった様子。やはり一人では、勉強スケジュールを効果的に立てるのは難しいようだ。あんなに遅くまで頑張ったのに。shock 奥さんとの喧嘩もなく、早く勉強を始めていたら、もっと楽だったのに。いろいろ考えてしまう。

机に突っ伏して寝てしまった娘の姿を見て、どうしようもなく切なくなってしまった。これでいいのだろうか。娘にとって中学受験を目指すということは、果たして必要なことなのだろうか。娘に無理なことをさせているのではないのだろうか。奥さんだって、大好きな娘を叱る精神的な疲労は大きいだろうし。本当にいろいろ考えてしまう。

娘は、塾も楽しいと言う。私立中学も行きたいと言う。その言葉だけが、よりどころだ。娘がそう思う以上は、親としては出来るだけのサポートをしてあげたいと思う。同時に娘に甘いめがねパパとしては娘にとっての逃げ場でありたいとも思う。

| | コメント (0) | トラックバック (1)

« 2009年2月 | トップページ | 2009年4月 »