小雨まじりの休日の朝です。
土、日の朝は、愛犬との散歩が日課となっているのですが、残念ながら今日は中止です。しかし、我が家の愛犬は散歩より、部屋の中で遊ぶ方が好きらしく、ゲージの扉を開くと元気いっぱい飛び出してきます。
ひとしきり遊んだ後は、私の足に顎を乗せて、うとうとし始めました。うちの愛犬は、喋りかけると、「何を言ってるの?わからないけど・・・」という様子で首を傾げます。そのくせ、「オヤツ欲しい?」と尋ねると、耳をピンと立て、催促します。まっすぐ私の目を見つめる姿は、真剣で素直で、駆け引きなどなく、本当に可愛く思う。
さて、昨日は中日ドラゴンズが日本シリーズ進出を逃した。今シーズンは福留選手が抜け、北京五輪で最多の5人を選出され、故障者にも泣かされた。シーズン当初は順調なスタートを切ったが、阪神に競り負け、交流戦でも勢いに乗れなかった。
投手陣ではエース川上が今ひとつの出来だった事も大きかった。昨シーズン、大躍進した朝倉、中田が終盤二軍落ち、日本シリーズで活躍した山井も故障。セットアッパーの岡本の移籍の穴も序盤、中盤と埋められなかった。リリーフエース岩瀬もさすがに往年の力はなく、苦しいシーズンだったと思う。
しかし、新戦力の台頭もあった。吉見は安定したピッチングで序盤を引っ張ったし、チェンも五輪後は見違えるようだった。中継ぎでは清水、浅尾が力強い投球を見せ、クライマックスシリーズでも良い経験を積んだ。これらは来シーズンに向けて大きな収穫だ。おそらく、川上がメジャーに行く可能性が高い。エース争いで切磋琢磨してもらいたい。
一方、野手陣だが、かなり高齢化してきた印象だ。和田の補強があったが、福留の代わりを期待するのはしょせん無理な話。和田なりに頑張ったが、物足りない印象だ。福留の良さはバッティングだけではない。彼の守備は超一流。それだけでも戦力ダウンだった。例えば、昨日の外野は和田、森野、イ・ビョンギュの3人だが、スピード、肩、守備範囲において守備力重視のドラゴンズにしては、あまりにも弱い。
アラ・イバ擁する内野陣も、その井端の故障、荒木の五輪出場による欠場と厳しいシーズンだった。ウッズの守備は仕方ないとして、昨日の試合を見る限り、サードの中村の守備範囲は明らかに狭くなった。決して下手な選手ではないが、横の動きに俊敏性がかなり、落ちているように感じた。持病の故障を抱えるだけに、あまり多くは期待できないのかもしれないが、守りを基本としているチームとしては、目に見えないエラーは命取りになる。
昨年、見事に「日本一」を勝ち取った。それがモチベーションの低下を招いたとは思えないが、何か執念というか、迫力を感じなかったクライマックスシリーズだった。日本一とはいえ、昨年はリーグ2位だったわけで、今年はリーグ優勝を大きな目標にしてはず。それが3位という結果に終わった時点で、何かが抜け落ちてしまったのだろうか。落合監督の選手に責任転嫁しない態度は、相変わらず好感が持てる。しかし昨日の高橋は少しかわいそうだった気もするが。落合監督になり、常に優勝争いを演じるチームになった。来シーズンからは、世代交代という困難な作業に取組まねばなりません。監督の手腕に期待したい。
いずれにしても、リーグ優勝、日本シリーズ進出を決めた巨人は、さすがに強かった。下位球団から「エース」、「4番」、「抑え」と引き抜いた手法は、なりふり構わずで、プロ野球の魅力をかえって低下させるのではないか、とさえ思えた。そうして大補強した戦力は、勝って当たり前の戦力で、阪神に13ゲームをつけられるようなチームではなかったはず。だから、とても「メイク・レジェンド」などと、騒ぐ事ではない。それだけ、あきれるくらいの補強をしているのだから。
しかしながら、今シーズンの巨人には、これまでにない強さがあった。それは、新戦力、若手の台頭だ。投手では、山口、越智、東野、野手では坂本、鈴木、加治前など。大型補強の度に、若手の生え抜き選手のチャンスを潰し、パワーはあるが、スピードや勢いは無く、競り合いに弱かった巨人が、今年は若手が、まるでコンクリートの隙間から顔を覗かせた草花のように、強く、したたかにチャンスを掴み、チームにスピードと勢いをもたらせた。彼らの表情は敵ながら、なかなか魅力的だったと思う。
大型補強に新戦力の台頭が加わった今シーズンの巨人は、やはり優勝して当然のチームだったと素直に言うしかない。我がドラゴンズも、ぜひ若手野手の台頭を来シーズンは望みたい。
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